Guildrun はどんなゲームか
最終更新日: 2026年7月26日 / 対象バージョン: demo-20260724
Guildrun は Leyline が開発している、ローグライク・オートバトラーです。 Steam でデモ版が公開されていて、毎週アップデートされています。 このページでは、実際のデータの数字を使いながら、このゲームが「何を選ぶゲーム」なのかを説明します。
戦闘は自動。プレイヤーは編成を決める
オートバトラーという名前のとおり、戦闘そのものは自動で進みます。 プレイヤーが操作するのは戦闘中ではなく、その手前です。 誰を雇うか、どこに置くか、どのアイテムを持たせるか、ランクアップで何を選ぶか。 決めたら、あとは結果を見ることになります。
そのぶん「なぜ勝ったか・なぜ負けたか」は編成の段階でほぼ決まっています。 後から手で挽回できないので、数字を把握しているかどうかがそのまま結果に出ます。 このサイトを作っている理由も、そこにあります。
ヒーローは全員同じ値段
現在のデモ版に登場するヒーローは 25 体。ここが少し変わっているのですが、 25 体すべて雇用コストが同じです。強いヒーローほど高い、という設計になっていません。
つまり「このお金で誰を買うのが得か」という問いは成立しません。 損得がないので、判断材料は「すでにいる編成と噛み合うか」だけになります。 手持ちのレリックやアイテムが誰を伸ばすのかを先に見て、そこから逆算する方が早い、ということです。
クラスとギルド
ヒーローはクラスとギルドという 2 つの属性を持ちます。 クラスは 7 種類(ウォリアー、タンク、ヴァンガード、アサシン、デュエリスト、ミスティック、メイジ)、 ギルドは 6 種類です。
クラスが決めているのは、そのヒーローのスキルがどの基本ステータスで伸びるかです。 攻撃力で伸びるのか、防御で伸びるのか、魔力で伸びるのか。 クラスを対象にしたアイテムやレリックもあるので、同じクラスを複数抱えると強化がまとめて乗ることはあります。
人数を揃えると発動するボーナスはありません。 この手のゲームでよくある「同じクラスを 3 体そろえると全体強化」という仕組みは、 少なくとも現在のデモ版のデータには存在しません。 クラスは人数を数えるためのものではなく、伸びる方向を決めるものです。
ただし例外的に、個々のスキルがクラスの数を参照することはあります。 「戦闘中のタンク 1 体につき〜」といった書き方の効果です。 これはそのスキル固有の条件で、全体の仕組みではありません。
ランクアップで役割が変わる
ヒーローはランクを上げられます。中でも大きいのが B ランクで、 ここで 25 体すべてが「そのヒーロー固有の 3 択」から 1 つを選びます。 この選択で役割がはっきり変わるので、素のステータスだけを見て強い弱いを判断すると読み違えます。
さらに A ランクと S ランクでは、クラスごとに用意された強化の中から選びます。 こちらは 7 クラスそれぞれに 15 種類ずつ用意されていて、同じヒーローでも毎回同じ育ち方にはなりません。
もうひとつ見落としやすい点があります。25 体のうちアクティブスキルを持つのは 20 体で、 そのうち最初から使えるのは 16 体です。残りはランクを上げて初めて手に入るので、 序盤の印象と後半の性能が食い違うヒーローがいます。
アイテムとレリック
ヒーローに持たせるのがアイテム(163 種)、ラン全体に効くのがレリック(406 種)です。
アイテムは 2 種類に分かれます。ステータスを上げるだけのものが 60 種、 固有の効果を持つものが 103 種。ここで注意したいのは、 レア度が高いほど数値が大きいとは限らないことです。 ステータス補正の合計を平均すると最も大きいのはエピックで、 ユニークはそれより控えめでした。ユニークは数値ではなく効果で価値を出す設計なので、 素の数値だけを比べると評価を誤ります。
レリックは 406 種と数が多いのですが、その約 4 割がユニーク枠です。 つまり大半は「誰にでも効く汎用の強化」ではなく、特定の状況やヒーローを前提にした尖った効果です。 引いたものに編成を寄せていくのが、このゲームの基本的な進み方になります。
シナジーは「出す側」と「受ける側」
このゲームの噛み合わせは、キーワードを軸にした 2 面構造でできています。 毒・火傷・氷結・シールド・クリティカルといったキーワードが 12 種類あり、 それぞれに発生させる側(ヒーローのスキルなど)と 反応する側(発生したときに効果を出すレリックなど)があります。
毒を撒けるヒーローがいても、毒が乗った敵に追加効果を出すレリックが無ければ、 毒は単なるダメージ源で止まります。逆に受け側だけ集めても、発生源が無ければ何も起きません。 どちらの側を先に確保したかを意識しておくと、次に何を拾うべきかが決まります。
敵について
敵は 17 種類ですが、実際には同じ名前でも数値の違う個体が用意されていて、その総数は 351 通りです。 ステージが進むほど強い個体が出てきます。差は小さくなく、 同じ敵でも HP が 30 倍近く違うことがあります。
一方で射程は個体によって変わりません。17 種すべてで最小値と最大値が一致していました。 敵の種類が分かれば、後半でも間合いは同じということです。 また 17 種のうち 10 種は、最も強い個体でも防御が 0 でした。 防御を無視する手段より、単純に火力と手数を伸ばす方が効く相手が多い、と読めます。
デモ版は毎週更新されます
Guildrun のデモは毎週アップデートされ、そのたびに数値やスキルの内容が変わります。 攻略情報が古くなりやすいということでもあります。 当サイトでは毎週データ全体を見直し、変わった点を更新履歴に記録しています。
Guildrun is a roguelike auto-battler by Leyline. This article explains its systems using the actual numbers from the current demo build.